『伊丹家顕彰碑』建立募金のお願い



本多奉賛会会長の呼びかけ本文
 

『伊丹家顕彰碑』建立募金の御願い

  本年2023年7月12日にかねて闘病中だった礼拝山興亜観音4代目住職の伊丹妙浄師が薬石効無く入滅されました。

  礼拝山興亜観音を松井石根閣下が建立されて以来の八十年間、この世の損得勘定とは一線を画す敬虔な宗教者の信念から幾多の苦難を乗り越えて殉国七士の御遺骨を守り英霊の御供養を続けて来られた初代住職伊丹忍礼師の血脈が礼拝山興亜観音から絶える日が遂に来ました。

  松井閣下が東京裁判の被告として巣鴨プリズンに収監される前のある朝の事、 何時もの様に露仏観音像に参詣して観音経を唱えた時に戦場の戦死者の酷い御遺体の幻を見た事で本物の僧侶に常駐して供養して戴く必要を感じて若き日の伊丹忍礼師を招いたと聞き及びます。

  その事を厳粛に重く受け止めました時、礼拝山興亜観音は政治団体や思想団体では無く、何よりもまず慰霊施設即ち『礼拝山』の名前が示す通りの『祈りの場所』であると考えます。

  松井閣下の遺志に叶う法灯継承の為の話し合いは伊丹家の養子に入った伊丹靖明師を中心に理事会で今も続いております。

  しかし、兎に角、礼拝山興亜観音に伊丹家がいない新しい時代を迎えるに際して、礼拝山興亜観音に伊丹忍礼師を初めとする伊丹家の皆様が居られた事を未来永劫記念して伊丹家の皆様を偲ぶ為に『伊丹家顕彰碑』を建立したいと念願しています。

  場所は『七士之碑』の右後ろの金属の五重塔がある場所か『七士之碑』の右下の場所が良いと考えております。

  かつて『七士之碑』に並んである『大東亜戦争戦没将士英霊菩提』の300キロの石碑が猪か猿のいたずらによる漬け物石の様な落石の直撃を受けて3メートル下の参道に転落した事がありました。

  その際に険しい山にトラックでそれもバックで登り機材を運びボランティアで私を含む力自慢の三人を指導して再建させて下さったのが伊東市にある三島石装石材社長の三島正行兄でした。今回の伊丹家顕彰碑建立も工事費・運搬費サービスの採算度外視のほとんど実費のみで請け負って下さいます。三島兄はバスケットボールのスポーツ推薦で日体大に行かれたスポーツマンで先祖からの家業を継がれました。少年バスケットボールチームの監督もされている爽やかな方です。

  そこで作業に来て下さる職人さん達の『お煙草代』も含めて60万円位を募金したいと思います。

皆様の御協力を御願い致します。

2023年11月1日

礼拝山興亜観音奉賛会会長

本多正昭 (東條英機妹初枝曾孫)


 


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